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粟ヶ岳 (静岡県)[あわがたけ]
粟ヶ岳(あわがたけ、あわんたけ。別名無間山)は、静岡県掛川市と島田市に跨る標高532mの山である。山頂は掛川市東山に属し、島田市との市境までは約200mほど。 == 特徴 == 桜の名所であり、新茶、新緑、ススキ、透き通った星空などなど、季節ごとに様々な顔を見せ、展望台からは南アルプス、富士山、伊豆半島、駿河湾、牧之原台地、小笠山、遠州灘を一望できる。静岡空港は東南東に15km程の所にある。一帯はハイキングコースとなっており、路線バスを利用し、東山地区を徒歩で散策する観光客も多い。また、バイクツーリングで訪れる人々も目立つ。 山頂には阿波々神社があり遠州七不思議の1つ無間の鐘の伝承がある。山頂近くにはヒノキが『茶』の文字に植林されており、島田方面や牧之原台地上から見ることができる。麓の掛川市東山や島田市志戸呂(牧之原台地の北端)には茶畑が広がっている。当初(昭和7年)は松が植えられたが、マツクイムシによる枯損から、昭和58年にヒノキに植え替えられた。山頂付近には粟ヶ岳固定局と呼ばれる無線施設群があり、静岡県内のテレビ・ラジオ放送局の送信所、また東西の中継局となっている。直下には新東名高速道路最長の粟ヶ岳トンネルが貫く。山体は一級水系菊川と二級水系太田川水系逆川の水源地にあたる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「粟ヶ岳 (静岡県)」の詳細全文を読む
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